カラーリング

 昼は暑く朝晩は冷え込む今日この頃。暖かな陽気を受け、これから先は夏服だけで良いかと思ったら、翌日にはフリースでも着込まないと風邪をひきそうなほど底冷えしたりしております。厚手の服を衣装ケースに仕舞い込むかどうか悩む季節です。季節の変わり目は体調を崩しやすいので気をつけて下さいね。
 
 
 さて、うちのベタのサワジリさんは、ヒレの調子がすこぶる良く、180度以上開くオーバーハーフムーンの様相を呈しております。
 
 
 人が近づくと相変わらずの落ち着きのなさで、写真を撮るのも一苦労。モデルの才能は無いように思われます。
 
 
 今思えばサワジリの淡いピンク色の体色は女性ウケしそうな色合いですね。明るく優しい印象を与えます。
 
 
 撮り方によっては紫色に光ったり、ほんのりオレンジ色に見えたりと、光の当たり具合でまったく違って見えるので、観察していて飽きません。
 
 
 ピンクの地色にプラチナのイリデセンス(輝点)があるので、ドラゴン系なんでしょうか。色の種類や呼び方はショップや人によって異なるのではっきりとは分かりません。
 基本的に、新たにそのカラーを作出したブリーダーが名前を付けるものなのですが、日本では日本独特の呼び方があったりするので、実際のところめちゃくちゃです。ドラゴン系か、体表が青緑色の光沢を持つカッパーなのか判断が難しい個体なんかもいて、改めてベタの色の表現形の豊富さを実感します。
 
 
 ソリッドブルーやターコイズなど、青系ベタは人気の高いカラーの一つですが、ベタには青の色素胞が存在しないといいます。様々な色の組み合わせによって青色を作り出しているそうです。あまり知られていないことですが、青系は多くの色層が組み合わさっているのでその分保護されているのか、他の色の個体よりもヒレが丈夫です。逆に地色がイエローやホワイト系の個体はヒレが弱く溶けやすいと言われています。
 
 
 まぁ、ヒレの強いプラカットにはほとんど関係ないんですけどね。
 サワジリはネットで購入しましたが、実質800円くらいだったので今では凄くいい買い物をしたと思っています。
 
 
 ドラゴン系などに多い、体表にべったりとペンキを塗ったように色が乗っている個体は、眼球にも色が乗ってしまっていることが多く、成長と共に色素が眼球を覆ってしまって視力を失う個体も多いので、購入するときはその辺をよく観察するようにした方が良いと思います。少しでも色が乗っていると眼球全体に侵食する可能性があります。
 
 
 オトシンクルス先輩、それはいったい……。

0コメント

  • 1000 / 1000

Bettallica

永遠のアクアリウム素人が小型水槽で熱帯魚ベタを飼育する備忘録。