やっぱりおふくろの味?

 今月新しくお迎えしたベタ・プラカットですが、手持ちの餌にはまったく反応せず。

 


 「2,3日絶食させればさすがに食べるだろう」


 なんて甘い考えだった私は、その後1週間経っても2週間経っても一向に餌を食べようとしない新入りに業を煮やすことに。
 

 一時は生き餌の入手まで考えていましたが、ふと思い立って購入した業者さんにどんな餌を与えていたか聞いてみたところ。

 

 「おとひめB1です」とのこと。
 

 はい出ました【おとひめ】です。

 

 日清丸紅飼料という会社の養殖用の水産飼料、プロの餌です。

 

 その嗜好性は「おとひめを食べないなら生き餌しか食べない」と言われる程で、吸収率の高さから糞の量が少なく栄養価も抜群というチートアイテムです。まさしくキングオブ人工飼料。

 ただ難点が2つ。
 
 1つは、栄養価が高過ぎるため与え過ぎるとすぐに肥える、ということ。これについては、数日おきに餌を与えるか、1日の餌の量を最小限にすることで対処可能でしょう。
 
 もう1つは、元々産業用の飼料のため、量が多いということ。しかし、新入り君は2週間もの間何も口にしておらず、さすがにこれ以上の絶食は生命に危険が及ぶと思われるため、背に腹はかえられぬ、ということで購入を決意しました。

 


 いざ購入先を探してみると、Yahoo!ショッピングでも小分けで売られていることを知り、すぐにポチり。B1とB2がそれぞれ25gずつ入った商品を300円程で購入できました。

 


 こちらは粒の小さいB1の方です。100均で買ってきた乾燥剤を入れて湿気ないようにしています。届いて分かったのですが、B1もB2もかなり小さめです。うちの子の大きさならC1かC2あたりで良かったかもしれません。


  B1の方は庭のビオトープのメダカたちの餌にすることにしました。

 


  ビオトープは、コンクリートを混ぜるプラ舟に軽石と赤玉土を敷き、ホテイアオイとアマゾンフロッグピットという浮き草を入れています。メダカの他にミナミヌマエビとバラタナゴも入っております。全て近くの川でガサガサして獲ってきた天然物です。

 

 話が脱線しましたが、さっそく新入り君におとひめB2を与えてみると……。

 


 パクりっ


 小さな粒が次々と口の中に吸い込まれていきます。あれほど頑なに拒否していたのに、あっさりと食べてしまうなんて……。

 「おとひめ最強説」は本当だったんですね。
 
 とりあえず餌を食べてくれたことでほっとした私は、ついつい餌をたくさん与えたくなってしまうのでした。


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Bettallica

永遠のアクアリウム素人が小型水槽で熱帯魚ベタを飼育する備忘録。